令和5年度 歯科技工所業務形態改善等調査に係る検証事業
令和5年度厚生労働省委託事業歯科技工所業務形態改善等調査に係る検証事業報告書令和5年度厚生労働色委託事業歯科技工所業務形態改善等調査に係る検証事業報告書医療の進歩と高度化により、国民の健康状態が大きく改善されてきている中で、医師の働き方改革に象徴されるように、医療従事者の労働について関心が寄せられてきています。
歯科においては、わが国の歯科医療が長い間予約制を基本とする診療体制が定着していることから、歯科医師や歯科衛生士においては医師や看護師のような状況にはありませんが、歯科技工物の外注委託先である歯科技工所に従事する歯科技工士については、歯科診療所の受託先の事業所であること等から治療の進行の都合等から、さまざまな制約を受け、長時間労働等さまざまな問題を抱えている状況にあります。
その一方で、歯科医療に対する需要の多様性やDX化への対応等社会状況の変化は、歯科技工士に対して、歯科技工技術の高度化やデジタル化等への対応等を迫っています。
本事業は令和元年度に始まり、公益社団法人日本歯科技工士会を中心に歯科技工所が抱える問題点を調査・検証したうえで、改善に資する方策を実施し、その内容をまとめ広く周知してきており、本年度事業においてもこれまで同様、歯科技工業界全体の課題解決に向けて取組むこととされています。当社は厚生労働省より委託を受け、歯科技工所の業務形態等の改善に取り組み、その検証・分析を行う「歯科技工所業務形態改善等調査に係る検証事業」を実施しました。
この度、報告書をとりまとめましたので公開します。
令和5年度厚生労働省委託事業 歯科技工所業務形態改善等調査に係る検証事業報告書
▼過去4年分の事業報告書は日本歯科技工士会Webサイトからご覧いただけます。
https://www.nichigi.or.jp/about_nichigi/gyoumukeitai_kaizen.html
▼関連プレスリリースはこちらから。
令和5年度「歯科技工所業務形態改善等調査に係る検証事業一式」モデル事業実施施設公募